一般社団法人 ライフケアシステムの活動
健康ケアサービス
医師による24時間対応電話相談(緊急時相談)
会員専用の電話番号があり、医師への相談、緊急連絡にお使いいただくことができます。健康と医療について総合的な相談が可能です。
平日の日中の場合は、電話が事務局につながり、医師に直接相談することができます。平日の夜間や休日に体調の異変が生じた場合は、留守番電話につながりますので、相談内容を録音していただくと、その後間もなく医師から連絡が入る仕組みになっています。
早めに症状を把握することによって病気を早期に発見し、服用薬などの対応を迅速に図ります。緊急時には電話で救急隊員と連絡を取り合い、病院の選択と搬送先での処置が迅速かつ適切に行われるようサポートします。
医師・看護師・医療ソーシャルワーカーによる総合相談と療養生活支援
(電話・メール・来所・訪問 )
看護師と医療ソーシャルワーカー
が電話での相談に対応
医師、看護師、医療ソーシャルワーカーがチームを組み、会員の健康と医療について総合的な相談に応じます。連携協力医療機関である水道橋東口クリニックに来ていただいて行う相談のほか、電話、メールによる相談、自宅や入院先の病院、入所中の施設を訪問して行う相談も行っています。
会員からの相談を受けると、医師、看護師、医療ソーシャルワーカーの専門職チームはすみやかにミーティングを開き、問題の解決策を見つけます。医療、介護、住宅、家族等の複数の問題を同時に抱える高齢者には、医療、看護、福祉の専門職チームのアプローチがとりわけ有効です。療養中の心理的、社会的な問題の解決、調整、退院、社会復帰、医療機関受診等への援助についても相談に応じ、解決策を実行します。
会員健診
毎年、健康診断券を配布して、健康診断を勧め、家庭医が面談して、お一人お一人に必要な健診メニューを作ります。水道橋東口クリニックと同じビル内の健診センター(結核予防会総合健診推進センター)で血液検査、尿検査、レントゲン検査、CT検査を含む各種検査を受けていただくことが可能です。検査の結果を受けて、家庭医が面談し、健康と医療についてのアドバイスを行います。
リビングウイルの保管
ご本人の意思・意向を生かすためのお手伝いをいたします。望まない医療を受けることがないようサポートすることも可能です。
ケアスタッフ
- メディカルディレクター
- 辻 彼南雄
(つじ かなお) - ライフケアシステム 代表理事、医療法人社団互酬会水道橋東口クリニック 理事長・院長、認知症サポート医、とうきょうオレンジドクター、フレイルサポート医、日本医師会 認定産業医、神田医師会 理事(2023年6月〜/介護保険担当)
- 辻 彼南雄
- アドバイザー
- 飯島 勝矢
- 東京大学 高齢社会総合研究機構 機構長、教授
東京大学 未来ビジョン研究センター 教授
日本老年医学会 副理事長(2023年6月〜)
- サポートドクター
-
福島県立医科大学医学部 名誉教授
同大学医学部 地域・家庭医療学講座 前主任教授
英国家庭医学会 フェロー(最高名誉正会員・専門医)
水道橋東口クリニック 医師 - 山口 優美
- まごころクリニック 院長
- 服部 ゆかり
- 東京大学大学院 医学系研究科在宅医療学講座 特任研究員
水道橋東口クリニック 医師
ライフケアシステムのスタッフ
- ケアコーディネーター
- 工藤 香代
- 医療ソーシャルワーカー
- ナーシングマネージャー
- 山内 和枝
- 看護師
- 柴田 佳代子
- 保健師
講演会
毎年1回、医療やケアに関連する有識者を招き、公開講座を開催。会員同士の交流の場にもなっています。
ニュースレター
毎月ニュースレターを発行し、医療・健康情報等を提供しています。
会員交流
会員交流会
会員がお住まいの地域で開かれる最寄り会のほか、水道橋東口クリニック内ではカフェが開かれ、いずれも会員とスタッフが歓談を通して学びを深め、絆を深める場となっています。
グリーフカード・クリスマスカード
ご家族と死別された会員の方に、悲しみの心のケアとして、グリーフカードをお送りしています。クリスマスカードをお送りするのも毎年の恒例です。
手工芸品バザー
会員が作る手工芸品を頒布するバザーを毎年行っています。手作りの品を通じて、会員同士が心と心のつながりを深めるきっかけとなっています。
活動実績
「平成19年版厚生労働白書」(厚生労働省編)の資料編(T 医療構造改革に関する
先駆的取組事例集 3.在宅医療)にて当会の取組内容が掲載されました。
会員からの声
夜間、具合が悪くなった時、電話相談で安堵
夜間、体調が急に悪くなり、発熱。24 時間対応の緊急電話にかけたら、先生からすぐに連絡がありました。こちらの症状を聞き、風邪と診断。先生の指示で常備薬を服用し、水分を多めにとり、温かくして休むことで、回復しました。
A・T さん 57歳
在宅療養生活をサポートしてもらった
軽い脳梗塞で入院。ひとり暮らしのため、退院後の生活が心配でしたが、家庭医の先生や看護師、ソーシャルワーカーの方が自宅を訪問して、療養をサポートしてくれました。幸い後遺症も残らず、今では元気に過ごしています。
E・K さん 75歳
治療や服薬等、健康に関して何でも相談にのってもらえるのが心強い
気管支喘息、高血圧、糖尿病、変形性関節症、白内障と複数の病気でいろいろな科に通院しています。どのように治療を受け、服薬をすればよいのか、トータルに診て、相談にのってくれるので、心強いです。
T・H さん 69歳
医療機関を紹介してもらい、納得のいく治療が受けられた
健康診断で思いもよらずがんが見つかり、不安でいっぱいでした。どうしたらよいかわからず途方に暮れていましたが、そんなときにライフケアシステムの先生、看護師さん、ソーシャルワーカーさんが親身になって相談にのってくれたので、一緒に考えてくれる強い味方ができたと感じ、希望が湧いてきました。
Y・M さん 62 歳
電話で救急車を呼ぶようアドバイスを受け、命拾い
突然、胸の痛みに見舞われたのは日曜の夜。朝になったら病院へ行こうと我慢していましたが、緊急電話で先生に相談したところ、すぐに救急車を呼ぶよう指示を受けました。先生が救急隊員と直接話をしてくれたおかげで搬送もスムーズに進み、病院では急性心筋梗塞と診断されました。あのまま我慢していたらと思うとぞっとします。
K・O さん 81歳